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I様邸 トイレのリフォーム 着工!( レポ1日目)

2020-06-25
カテゴリ:設備屋さんのお仕事
先日お伺いさせて頂きました、I様邸のトイレのリフォームの施工状況を2回に渡りご報告致します点滅している星    
 
I様のトイレは今では珍しい和式トイレが設置してありました。    
 
築40年が経過している住宅でして、施主様も年齢が70歳を迎えております。「和式トイレは足腰に負担がかかり大変だ。快適なトイレにして欲しい」という事で、今回のトイレの改修工事を行う事となりました色とりどりのきらきら     
 
先ずは朝一番に和式トイレから解体致します。「和便器君40年間お疲れ様!」 敬意を表しながら、便器交換マイスターの岩崎君が手際良く和便器君の撤去を進めて参りますいいね(手のひらが手前) 
 
 次に大工さんが床と壁の一部を解体を進めていきます。今回は和式トイレなので、床面は全面解体しますギクッとしたマーク   家屋の基礎は布基礎構造で、通常湿気が上がりやすく腐食しやすい為に床の下地が心配でしたが、基礎下の通気が上手く行ってたお陰で、木材に一切腐食が無く再利用に問題はありませんでした口を広げてにっこりした顔 いいね(手のひらが手前) 
 
ですので、今回は床のコンパネだけを剥がして、新たに床下地を張り、壁には将来何処にでも手すりを設置出来るように壁の下地も多めにコンパネを張っておきました上向き三角記号(アップ)    
 
本日は和便器君の撤去~床・壁の下地を行い、本日の工事はここまででOK 赤いびっくりマーク  
明日は内装工事と、次の日の朝から衛生陶器の器具付けを行えばトイレの使用は可能ですね NEW(赤)   
 
I様に喜んで頂けるよう、引き続き頑張ります公衆トイレきらきら
施工前
和便器撤去状況
解体状況
マイスター配管状況
給排水配管状況
床・壁下地施工状況
ここでいきなり住宅の豆知識です点滅している電球
 
住宅の基礎には大きく分けて2種類ございます。それは「ベタ基礎」と、「布基礎」です。
 
1.ベタ基礎・・・基礎が立ち上がってる部分と、床一面を鉄筋を配筋し結束し、基礎全体をコンクリートで固める為、基礎自体が一体となる構造となります。耐震性に強く基礎全体をコンクリートで覆う為に、床に湿気が上がる事もなく床が腐りにくくなる特徴があります。デメリットと言ったら施工費が布基礎と比べて割高になる事くらいでしょうか。しかし、耐震性と白アリ等が発生しにくいというメリットが大きい為に、現在採用される基礎はこのベタ基礎が多いです。
 
2.布基礎・・・・外から基礎周辺を確認みると、基礎の所々に通気口が設置してあります。これは布基礎だと湿気が上がりやすいので、通気を良くして換気を行う為です。そして基礎の中の構造は全く異なります。特徴としまして、基礎が家屋の重要な荷重がかかる柱や壁の部分のみに配置されてるので,住宅を支えている基礎以外は土だったり、砕石が敷いてあったりします。床面には防湿の為にコンクリートを打設してある場合もありますが薄いです。
基礎の床部分には配筋は無く、重要な部分のみに基礎を立ち上げる構造なので、コンクリートと鉄筋を使う量は少なく、基礎の施工費は安く済みます。デメリットは耐震性に乏しく、シロアリが発生しやすい点が挙げられ、
現代では限られた場所のみに採用される事が多いです。
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