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浴室交換工事

浴室の改修工事をご検討の皆様へ

ユニットバスへの交換のすゝめ

今から30年前後経過している住宅に現在お住まいの方で、『浴室の壁はタイル張りで、ホーローの浴槽を使用している 赤いびっくりマーク 』って方はまだ多くいらっしゃるのではないでしょうか赤いはてなマーク。当時の左官職人さんが技術を駆使し、仕上げて行った完全なオリジナルな浴槽は素晴らしいですよねきらきら 
 
しかしながら、現在タイル張りの浴室を使用されてる方も、ホテルや旅館に泊まってユニットバスを使用した事があるって方が殆どだと思います。なぜ現在は在来工法が衰退し、ユニットバスが普及し続けてるのか検証してみたいと思います。また、ユニットバスのメリット・デメリットも検証してみたいと思います 赤いびっくりマーク
 
ユニットバスの歴史と普及のきっかけ・メリットとは??
日本のユニットバスが普及するきっかけは、1964年の東京オリンピックを控えるホテルの建設ラッシュの際に、ホテルニューオータニの新築工事の際に内装の省略化の目的として開発されたと言われております。ユニットバスの定義としては規格寸法が決まっており、現場で組み立てが可能なものを言いますね。
当時ホテルニューオータニにユニットバスを収めたのはTOTOで、当時タイル張りの浴槽を作るのに1ヶ月弱かかっていた工期をユニットバスは1日で仕上げていき、使用勝手も良いとの事でこの当時から普及し始めた歴史がございます。
 
ユニットバスには規格がございまして、サイズとして「1216」、「1317」、「1416」、「1418」、「1616」、「1818」、「1620」という規格がございます。これは住宅の間取りに収まるユニットバス寸法になってまして「1216」は1,200×1,600といった寸法となっておりますね。住宅に関してはこの寸法のどれかの規格に属しますので、ほぼ交換出来る事は可能でして、万が一この寸法に属さない寸法でも、マルチに対応できるユニットバスも発売されておりますので、対応は可能かと思われます。
 
普及したきっかけとしては、工事の期間短縮とその短縮による費用の安定レイアウトの充実断熱効果の向上使用勝手の良さなど多くのメリットが需要を引き上げた訳ですね点滅している電球
 
ユニットバスのデメリットとは??
ユニットバスのデメリットは、規格が決まっている為に、住宅にあったユニットバスの選べるシリーズが決まってきたり、手すり等の後付けが難しい、水栓交換の費用が高いなどが考えられます。ユニットバスなので、水栓も一体となってる事が多いので、修理を行うにも手間が多くなってしまいます。万が一浴槽にヒビなど入ってしまえば、一式交換しなければならない事もございます。年式が経てば不良個所の交換部品の供給が終わってしまったり、破損しても修理不可なども考えられますので、ユニットバスの使用期間は概ね30年程とお考えになるのが一般的ではないでしょうか?
 
交換にかかる費用ってどのくらい??
よく誤解される事が多い点がございますので、費用の要点をご説明致します。
 
①ユニットバスは安いと思われてる事が多いです。しかし、安価モデルの多数ございます!
これは『在来工法のお風呂は高く』、『ユニットバスは安い』というイメージが根強い為によくこのようなお話をお聞き致します。
確かにユニットバスはピンからキリまで様々なメーカーから販売されておりますので、ご希望のお値段をおっしゃって頂ければ、ご提案する事は可能でございます。ここでいう安いユニットバスの金額のイメージでは本体価格で30万円~50万円未満のユニットバス辺りでしょうか。しかし、この価格帯の商品は量産型のアパートでの使用目的であったり、仕様が決まった自由度の低い商品が多いです。当然使用勝手は悪い訳ではございませんが、作りはそれなりという所です。
 
②スタンダードモデルはレイアウトの自由度やオプションが充実
ここでいうスタンダードモデルの金額はユニットバスの本体価格で50万円~70万前後辺りが多いかと思われます。この辺りはメーカーも商品の流通が一番多いので、力を入れておりますね!新築で選ばれる方はここの価格帯が多いかと思われます。オプションも充実していて、壁面のパネルや、床材も種類が豊富で選ぶのも楽しい位かと思います!
 
③トップモデル
ここのモデルは多くは出ないですが、特徴は全てが違うという事ですね。浴槽も大きかったり、パネルの素材のランクが高かったり、オプションが初めから付いていたりと、資金に余裕がある方は目を通しては如何でしょうか?。という具合です。展示場に足を運ぶと、先ずはこの高いランクから紹介される事が多いかと思います(笑)この価格帯で100万円~150万円前後位でしょうか。
 
解体費用プラス建築工事も掛かります
在来工法のお風呂からユニットバスへ改修するには、既存の浴室を解体しなければなりません。
 
①一般的な解体費用・産廃処分費
15万円~25万円前後位
 
②建築工事
土間コンクリート打設・壁・戸下地の造作費・クロス工事・電気工事
30万円~50万円前後
これに浴室の土台等が腐ってる場合は別途費用が掛かってしまいます。
 
③配管工事
15万前後
※給湯器は再利用出来る状況
 
スタンダードモデルで御見積の場合
ユニットバス本体価格70万円+解体・建築工事50万円+配管費15万円=135万円が概算目安となります。
※現場の状況で金額は大きく変動する事がございます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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