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伝説のカリスマ カート・コバーン ~ グランジの雄 ~

2020-06-22
カテゴリ:音楽のお話
第4回ロック啓発活動を開催いたしますきらきら
 
今回ピックアップするバンドは、ニルヴァーナです。
 
このニルヴァーナは私が学生の頃に夢中になって聞いていたロックバンドの1つでございます不満そうな顔
 
今回ピックアップした理由は、先日このカート・コバーンが1993年11月に行われたライブ番組「MTV Unplugged in New YorK」に出演した際に使用していたエレクトリックアコースティックギターで1959年のマーティン社製のD-18Eがオークションへ出品されました。なんとその落札金額が6億4,000万円で落札されたニュースを目撃し、私は衝撃を受けましたねまいった顔ギクッとしたマーク ミュージシャンの使用した楽器の価格では過去最高額との事で、今現在でも一切色褪せる事の無いカリスマ性音楽性が、世界の人々に影響を与え続けている事に、居ても立ってもいられない状況になり、ニルヴァーナを取り上げて行こうと思いましたウィンクしたニンマリ顔点滅している電球
 
先ずは簡単にバンド活動を振り返っていきたいと思います!
 
1.ニルヴァーナの何がすごいの??
 
ニルヴァーナは1987年ワシントンで結成され、リードシンガー/ギターのカート・コバーンとベースのクリス・ノヴォセリックの二人が中心となりバンドを結成致します。後にバンドに合流したデイヴ・グロール(現フーファイターズのリードボーカル)をドラマーに迎え、3ピースバンドとしてアンダーグラウンドシーンで頭角を現わして行きます。当時流行していた商業ロックやメタルサウンドに嫌気を差していたカート・コバーンは、マイナーシーンで芽生えてきたグランジ(ニルヴァーナ等の音楽)ムーヴメントに独自の音楽性を追求し始め、商業的なロックに終止符を打つべく、徐々にグランジムーヴメントに火を付けて行きます。
 
1989年にグランジはシアトル中心に当時の若者に急速に広まって行きます。そして世界を変える超強力な新たなムーヴメントを引き起こしたのは、1991年9月24日リリースの2ndアルバムの「ネヴァーマインド」が驚異的なヒットを記録し、全米4週連続1位を獲得していたマイケル・ジャクソン「デンジャラス」を押しのけbillboardチャートトップ200でNo.1を獲得し、全世界での売り上げは4,000万枚を売り上げる偉業を成し遂げております地球色とりどりのきらきら
 
因みにこのグランジの意味ですが、「汚れた・薄汚い」等の意味があり、破れたジーンズや、古着で汚れたシャツやカーディガン、スニーカーを履くファッションからきた言葉だそうです。
(カート・コバーンが来ていたカーディガンがオークションへ出品され、3,600万円で落札されております)
 
私も当時聞いていた音楽のジャンルでもニルヴァーナの音楽は特別な感覚と捉えておりました。
マイナー調のシンプルなメロディーラインに、急に激しく歪むエレキの音と、怒りににも似たカートのシャウトは当時の混沌としたアメリカ社会へ不満を抱いていた若者に深く刺さったのだと思います。その後の勢いは衰える事無く一気に全世界へニルヴァーナの音楽は発信されて行きました。
 
その後「ネヴァーマインド」は世界的な成功を収めたのですが、当の本人は大きな葛藤を感じていたといいます。それは、もともとアンダーグラウンドの世界で光を放っていたグランジという音楽を、自らの成功によりメジャーシーンへと押し上げてしまった事に大きな葛藤を感じていたそうです。
 
そもそも商業的なロックを真っ向から否定し、ロックスター扱いをされるのに拒否反応を示していたカートは、その後ネヴァーマインドの成功にも拒否を示すかのように、3ndアルバムの「イン・ユーテロ」ではよりアンダーグラウンドのサウンドを追求し、自分の音楽性を強調させました。
 
しかし、この頃カート・コバーンは、アンダーグラウンドシーンで異彩を放っていたグランジのジャンルを皮肉にも商業的な音楽にしてしまった事に違和感を感じてしまったのでしょう。
そして様々な葛藤と、持病が重なり、1994年4月5日にシアトルの自宅にて自らの頭部をショットガンで打ち抜き、27年の人生に幕を閉じてしまったのです。
 
 
 
 
2.なぜカート・コバーンはカリスマとなったのか??
 
ここからは私の持論ですが、背景としてあったのは、当時音楽として流行していたのは、商業的なロックと、メタルブームがあります。カート・コバーンは真っ向から、その標的としてガンズ・アンド・ローゼズや、エクストリームの音楽を否定しています。(結構いい曲あります点滅している電球)そこで、ニルヴァーナがデビューした当時はまだアンダーグラウンドにあったグランジのミュージックシーンを当時アメリカの若者たちのモヤッとした気持ちの代弁者のように奏で、そして光のような存在に成長して行ったのだと思います。
 
ここからのカートの活躍は目覚ましく、瞬く間に世界を取ってしまいます。そこで、本人も自分が嫌気を差していた商業的なロックに傾てきている事に戸惑い、そして悩んだ上に自らの命をたったように感じてしまいます。
やはり絶頂期にこの世を去ってしまってるので、当時の人はこのムーヴメントは忘れられないと思いますね。
やはりカート・コバーンは最高にかっこいいですし、一途に音楽に向き合った姿勢は、我々ロックファンはいつまでも彼を忘れる事は無いでしょう。
 
 
【ニルヴァーナ選出ランキング】
ウォール・ストリートジャーナル「史上最も人気のある100のロックバンド」 22位
ローリングストーン誌選出「最も偉大なギタリスト100人」 73位 カート・コバーン
 
ニルヴァーナの代表曲の「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」是非ご視聴下さいからかった顔
初めは静観してみている観客の若者が、最後はダイブやモッシュしているPVは見ごたえ十分です赤いびっくりマーク
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