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最初で最後で最高なアルバム～時代の異端児 セックス・ピストルズ～
2020-06-29
カテゴリ：音楽のお話
第５回ロック啓発活動を開催いたします 
今回ご紹介するバンドは、パンクロックの悟りを開いた人達と言いましょうか、同時代に活躍したパンクバンドは数ありますが、生き様そのものが「パンクロック
」そして、ファッションからミュージックムーヴメントにかけて多大な影響を現在にまで与えているバンドとして「セックス・ピストルズ」をピックアップして参りたいと思います
」そして、ファッションからミュージックムーヴメントにかけて多大な影響を現在にまで与えているバンドとして「セックス・ピストルズ」をピックアップして参りたいと思います目次
１．生き様そのものがパンクだったセックス・ピストルズ ～不良少年バンド野郎たち～
２．セックス・ピストルズ結成まで ～名監督現る～
３．カリスマベーシストの登場 ～シド・ヴィシャス半端ないって～
１．生き様そのものがパンクだったセックス・ピストルズ ～不良少年バンド野郎たち～
セックス・ピストルズは１９７２年ロンドンにて、ギターのスティーブ・ジョーンズと、ドラムのポール・クックが中心となって結成されました。当時から不良少年バンド野郎だった二人に目を付けプロデュースしたのが、ロンドンにてファッションの中心地で、当時はカウンターカルチャー発祥の地であったキングス・ロードに「ＳＥＸ」というブティックを経営していたマルコム・マクラーレンでした。
調べますと、実にこのブティックが凄くて、マクラーレンと経営していたのが「ヴィヴィアン・ウエストウッド」だったそうです。ここのブティックで売っていた服は「破れてぼろぼろのＴシャツ」や、「有名バンドをディスったＴシャツ」を販売し、それに共鳴した若者が集うお店へと発展して行ったそうです。全てはここのショップから物語は始まります。
２．セックス・ピストルズ結成まで ～名監督現る～
そしてここのブティックで働いていたグレン・マトロックをベースで迎え、オーディションで選ばれたボーカルのジョニー・ロットンが加入し「Sex Pistols」として出発していきます。バンドのコンセプトは他のパンクバンドより『過激でもっと人に嫌われるバンドを作る！』だったそうです。（炎上商法まんまですやん
）
） バンド結成時、このバンド全員の演奏レベルは素人だったそうですが、マクラーレンの調教と、マネージメントで徐々に現在イメージされてるピストルズへと仕上がっていく訳なのです
音楽性はそのコンセプト通りで、女王陛下やイギリス社会を批判する歌詞を連発し、当時のイギリス国内で物議を醸す事に成功しています。（狙ってましたから
）しかし、注目が集まりだすと、あまりの放送禁止用語を繰り返す為に、大手レーベルとの契約破棄や、バンドのライブ会場の外では、バンドに対しての抗議運動が高まるなど、バンドに対して日々厳しいバッシングも高まり、バンドは成功と解散の狭間で活動していたと言えまね。
）しかし、注目が集まりだすと、あまりの放送禁止用語を繰り返す為に、大手レーベルとの契約破棄や、バンドのライブ会場の外では、バンドに対しての抗議運動が高まるなど、バンドに対して日々厳しいバッシングも高まり、バンドは成功と解散の狭間で活動していたと言えまね。 セックス・ピストルズがデビューした当時には一足先にパンクムーヴメントは始まってましたが、このピストルズがデビューすると、更に社会現象に発展していきました。
それは、明確なコンセプトの『過激でもっと人に嫌われるバンドを作る』が当時のイギリスの若者に上手く「はまった」事が考えられます。当時のイギリスは深刻な経済不況で、職に就けない若者があふれて居たそうす。
それと、長らくイギリスのミュージックシーンの主流は『ハードロック』と『プログレッシヴ・ロック』の2つに分類され、行き場の無くした若者たちは不条理な社会に対して、新たなムーヴメントを模索するようになったのでしょう。やがてハードロックとプログレは若者の間では「終わってるコンテンツ」として扱われてしまいます
そこに目を付けたマルコム・マクラーレンは、自身のブティックの宣伝も兼ねてピストルズをマネージメントして若者から支持を勝ち取っていった流れはまさに『名監督』な仕事と言えますね。
ピストルズ4人だけでの活動ではここまでのムーヴメントは決して生まれなかったでしょうし、いかに社会の流れを読み解き、商売をマッチングする事が重要か教えてくれます
パンクムーヴメントの背景にはイギリスの社会情勢の悪化による若者達の怒りの表現方法だったって事なのですね
３．カリスマベーシストの登場 ～シド・ヴィシャス半端ないって～
1977年にメンバーでベーシストのグレン・マトロックが脱退します。その後任として友人のシド・ヴィシャス
がバンドに加入します。この事により、バンドはロックスター街道に乗ったかと思いきやそうは上手く続かなったようです。
バンドは１９７８年に唯一のスタジオアルバム「勝手にしやがれ！！」を発売します。
（このアルバムのベースの演奏技術が未熟な為にシド・ヴィシャスは演じておりません。）
シドが加入すると、そのファッションセンスの高さと、スタイルの良さからバンドの中心人物となり活躍していきます。しかし、徐々にエスカレートしていく薬物の過剰摂取が問題となりライブパフォーマンスも満足に出来ない状況に陥ってしますいます。（ここでの詳細は控えます）
）結果ピストルズ初のアメリカ・ツアーの最中にヴォーカルのジョニー・ロットンがバンドに嫌気を差し、脱退。
その後間もなくバンドは解散してしまいます
その後は各メンバーは目立った活動は無く、シド・ヴィシャスは１９７９年２月２日に薬物のオーバードースの為に亡くなります。享年２１歳でした。
セックス・ピストルズが活動していた期間は１９７５年から１９７８年のたった３年間でしたが、この３年間で伝説を作った事になりますね 行ったパフォーマンスは褒められた事ばかりでは無かったかと思います。現代では活動不可なコンプラ違反だらけの行動ばかりですし、逮捕沙汰も多々ありましたからね。しかし、この行動は当時バンドの広報活動であり、マルコムの計算だったのでしょうからメンバーも嫌気を差し、長続きしなかったのも納得します
（メンバー自体は好青年だったとの話がありますね）
行ったパフォーマンスは褒められた事ばかりでは無かったかと思います。現代では活動不可なコンプラ違反だらけの行動ばかりですし、逮捕沙汰も多々ありましたからね。しかし、この行動は当時バンドの広報活動であり、マルコムの計算だったのでしょうからメンバーも嫌気を差し、長続きしなかったのも納得します（メンバー自体は好青年だったとの話がありますね）しかし、当時の若者を熱狂させ、世界を巻き込み確かな一時代を築いた事は、伝説として語り継がれて行くと思います。ファッションと音楽を融合させた偉大なバンドなのは確かな事です。
色々やるせない現代にもセックス・ピストルズのようなコンプラ違反だらけのバンドは最高ですね（笑）
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